名人と云われた三味線職人を父に

日本舞踊家で三味線演奏家でもある藤間勘柳を母にもち、

一流の演奏家たちが全国から集まる環境で幼少期を過ごす。

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十代で父と同じ三味線職人を志し、職人修行の道に身を投じた。

友人、青春、自由、全てを捨てて挑む修行の日々。

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そんな毎日の中に、あるとき津軽三味線の音を聴いた。

三味線店に出入りする演奏家の音だった。

​素朴で力強く凛とした響きは、聴くものを励まし、強く勇気づけ魅了した。

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​職人修行の後、演奏家としての修行に入る。

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現在は演奏のみならず、ステージの企画・制作・演出を

一手に担ったステージを国内外に展開する。

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若手の育成にも力を入れ、学校での授業、部活などでも指導を行い、

若さと熱気溢れる迫力のステージが好評を博すなど、

民謡界に新たな風を巻き起こしている。

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